2008年8月1日金曜日

【褒める文化】

【褒める文化】
人間が性を受け大人に向かって成長していく上で「褒める」ということは、万物霊長しかない。動物の世界には、感情と言うものが存在しない。それに近い仕草はするが・・本能がそうさせるだけ。知恵の持つ人間だけの特権なのだ。
今の若者の中に、よく聞く言葉がある。それは、「褒められて伸びる子です。」っと洒落的な言葉が連発する。冗談で、子供が、親にも言っていることに気が付いた事があるだろうか。?このような言動は、子供から親への信号なのだ。褒められて育っていない大人達は、マンネリ化された生活に押し流され、たんなる子供の冗談として片付けてはいないだろうか?余談だが・・・男性が女性とお知り合いになる時は、必ずと言っていいほど女性に褒め称えている求愛行動をするところを見たことがあると思います。本来人間は、褒める文化なのである。このこと(褒める)いろいろな事に当てはまる。人間社会の人間関係、男女関係、夫婦関係、親子関係、上司と部下の関係、先輩後輩の関係、友達関係、・・・・etc。
戦後も、その前の時代も「褒めるが・・違った取り方に置き換えられ虐げられてきました。」それは、手柄とか、などな・・・国民は、自由をある程度確立して「褒める文化」を人間本来の形に戻りつつある様ですが・・。しかし、戦後間もない大人達は、育ての親に褒められてこなかった。大人達が沢山います。社会が国土復興真っ只中、大人達は、そんな余裕すらなかったのだろう。情勢が違えども、今も引き摺っています。現代社会は、社会が平和になった分、社会が複雑化して人間知的能力を要求される背景の中、社会が益々過激になり、人間関係の行動的はけ口や社会への人間責任が重くのしかかり抑圧された人間達は、制御しきれず壊れて来る人達がでています。複雑化した社会へと変貌とかし、その様(無理な人間知的能力を要求など)な要素が重なり合い本来「褒める」文化が喪失しつつあります。
社会に打ち勝つ知的能力、精神力(根性)は、どう育成するか?小さい時から始まる。その為には、いろいろな原因を改善していかなければならない。まず、・社会構造-(前からのべているが・・大胆発想で改革)←以前のブログで述べています。・学校教育過程-(道徳時間のなかで出来る限り人間本来の形を教える)・家庭環境-(夫婦間のコミュニケーション、大人と子供との時間を作る)←社会の構造上で家庭環境が構築されにくい現状です。また、昔からの仕来り、風習なども有ります。男女間での相違もあります。一言では、表現できません。また、上記の事は、徐々にお話していきます。)
大きく分けて上記の三要素(人間のことだけで述べています)に分かれると思います。上記の事が初期段階です。褒める文化とは何?あたたを中心に考えてみてください。人それぞれ育った環境、いろいろの環境、などが違いますが広い視野でここでは、見てください。上記にも触れましたが、万物霊長のみ授かった特権なのです。人は、けなされるより褒められた方が気持ちいいでしょう。心地いいでしょう。褒めるにも闇雲に褒めただけでは、逆効果もある事を知っておいてください。「豚も褒めれば(煽てれば)気に登る」誰が言ったか存じえませんが・・名言です。あなたも、褒められて、いつの間にか行動する自分を発見した事はないですか?人間は、本来褒められて生きる動物なのです。
人間は、すぐ感情的に走りやすい動物です。冷静に対応すれば違った世界が見えてきます。その人に感情的になる前に以前の良い事を褒めてみましょ。そこから人間関係が始まるような気がします。

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